そろそろ始動-年間栽培計画をたてました。

東京のレストラン出荷と知人への宅配を中心とするベジモア・ファーム、農薬は使わず、有機肥料も極力減らし、なるべく固定種・エアムールの無農薬種子を使って美味しくてお皿に載せるとちょっと気分が華やぐような野菜作りを目指しています。

農家になってもうすぐ丸二年、作るもの大変だけどせっかく作っても売れなければ無駄になるという事を実感しています。でも今年の目標は自信をもって販売できる野菜を沢山栽培する事。美味しい野菜を作れば欲しいという方が現れる事を期待し、焦らず農作業に汗を流しながら隔週で東京のマルシェ出店を目指します。

春(GW後~梅雨頃)

遅霜の心配が無くなり夏の果菜類の定植に忙しい時期、この時期に出荷できるのは寒さに強い作物 - 菜花、人参、カブ、大根、ビーツ、ケール、チコリー、レタス、ハーブ類(ルッコラ、フェンネル、イタリアンパセリなど)。

夏(7月中旬~9月頃)

7月中旬から新じゃがの収穫が始まります。果菜類では最初にズッキーニ、7月後半からやっとトマト、ナス、オクラ、キュウリなどが収穫できます。今年は果菜類も固定種を増やし、JAS有機適合の培土を使い自分で育苗しています。バジルも沢山作ります。夏休みの間は丸の内行幸マルシェに果菜類を持って行くのでお楽しみに・・・。

秋・冬(10月頃~1月)

お盆を過ぎると急激に秋がきてあっという間に冬になる八ヶ岳南麓、いつも果菜類の世話と収穫に追われ気が付くと何もない・・という事態になります。今年こそは8月中旬には根菜類の種をまき、ケールやカリフラワーなどの定植も終えて収穫の秋を迎えたいです。ビーツ、人参、大根類、ヤーコン、菊芋などの根菜類は12月には掘りあげて穴に埋めて冬の間の貯蔵食料となります。今年のチャレンジは、サルシフィ、パースニップ、ルートパセリなどちょっと変わった根菜類とトレビスです。

1月頃までは凍ったり溶けたりを繰り返しながらケールや蕪がまだ収穫できますがだんだん地面も凍って静かな畑になります。冬は農繁期の間できなかった畑の片付けをしながら来季の作付けを計画、種の準備をして春を待ちます。

 

 

 

 

育苗(ナス)

今日はまだ少し早いかなと思いつつもナス(イタリアナス、日本在来の薄緑だけど品種名は白丸なす)を128穴のセルトレイに播種しました。加温するなら一緒にと思い、エアムールトマト、パプリカもやはり128穴のトレイに播種して暖かい屋内においています。本日育苗を開始したナスは全て固定種、温度を確保しながらがっしりとした苗に育てるにはもう少し暖かくなってからの方がよいのですが、通常よりぐっと種の価格が安いので失敗したらやり直します。

2月7日に播種したパプリカの苗は順調に育っていますしリーキやフェンネルも少しづつ発芽しています。一番時間のかかる食用ほおずきはまだ兆しはありませんが赤ちゃんが続々産まれてくるようで毎日楽しみです。

発芽

パプリカの芽が少しづつで始めました。徒長しないよう夜間の温度は低めにしながら様子を見守っています。レタスは・・・・、発芽したものの息子にママカイワレ大根育ててるの?と言われる始末で明日再度やり直しです。日当たりの悪い室内での育苗は難しいので第二弾は発芽したら即ハウスの温床に持っていきます。

今日はリーキを288穴に二つ、食用ほおずき128穴、トマトベリー128穴を播種しました。まだ様子を見ながらですが、昨年よりだいぶ遅れているのでそろそろピッチをあげないといけませんが育苗土が凍っていてなかなか作業がはかどりません。家の近くに育苗土が凍らない作業小屋と温室が欲しくなります。

育苗開始

今年はハウスの脇に色々な種を順次まいてるのでレタスやルッコラなどが育っていますが立春を過ぎたので2月7日からセルトレイでの育苗も開始しました。まずはレタス、EU有機のサラダミックス、フェンネルモンテビアンコ、パプリカYoloを128穴のセルトレイに播種しました。水は水道水、土は坂中のゆうきくん(JAS有機適合資材)。ファームでは慣行栽培はしていないし、周囲に畑のない別荘地帯で育苗しているので飛散農薬の心配も無さそうです。まだ氷点下の日々が続きますが、じっくりゆっくり元気な苗に育てたいと思います。

残念ながら今日は雪が降り続いていて氷点下のためセルトレイに土を詰める作業ができませんが、暖かい日に多めに土詰めをして育苗部屋に持ち込んでおきたいと思います。今は家のデッキや屋内で育苗していますが、今年中には遠慮なく土をいじれる暖かい作業場ができる予定です。

 

 

2月のハウス

秋に無加温ハウスのトマトを片付け水菜、小松奈、ルッコラ、ピーチ蕪などの種をまきました。昨年春に育てたときは育つ前に花が咲いたので駄目だろうな・・・と思いながらの挑戦でしたが、ずっと小さいまま花は咲かず、1月終わりから急に成長をはじめました。外はまだ寒いけど陽射しは強く、長くなっているんですね。昨日レストランに出荷した紅ほうしはそのまま何もつけずに食べても美味しく、喜んで頂けるのではないかと思います。夏は果菜が中心になりますがそれまでは色々な野菜を栽培します。

暖かい一日

大寒波の後はほっと一息、でも明日から雪予報なので今日のうちに外出が必要な仕事は片付けています。畑の外はまだ雪がありピーチ蕪も埋もれています。ハウスの中はパオパオのトンネルをかけた青菜はまだ大丈夫ですが、裸のケールはちょっと元気がありません。やっぱりトンネルの効果は偉大かな???

伊豆研修旅行

17日から一泊二日で小淵沢きびの会の研修旅行に行ってきました。自然農法、JAS有機、いきもの認証と色々な畑を見学しましたが、循環、微生物、緑肥利用、ある程度品目・品種を絞り売れる商品に注力しているという所で一致、営利専業農家として有機農法でやっていくための知恵を色々と授けて頂けました。産地の気候の違いを利用した有機農家の提携・販売チャネルの統一など有意義な話ができました。有機農業は大規模化を目指すより小規模農家の連携が大切だ・・・という言葉にとても納得。寒冷地ならではの作物作りに特化してその他の季節は暖かい地方で無理なく育った野菜を頂く・・・というのも、また逆もありだなと思いながら帰ってきました。

伊豆地方も珍しく氷点下まで冷えて皆さん寒い・・・とおしゃってましたが私たちからすると天国、畑の野菜は凍みていないし、水仙や梅の花もチラホラ、この辺の農家は夏は暇で今の方が忙しいんだよ・・・と言われて衝撃、ところ変わればです。

12月の農場便り

多くの場所では8月はトマトやピーマンの成長も暑すぎて鈍るようですが小淵沢では夏が一番野菜の輝く時期、誘引、芽かき、収穫と毎日朝から暗くなるまで野良仕事においまくれ、ふと気づくと一面雑草だらけで慌てて草刈り、そして金曜日は丸の内でマルシェという新米農家には無謀とも言える日々を過ごしていました。そして秋がくるとあらマルシェに持って行くものが無い・・・・。収穫の秋を迎えても畑は寂しいままなので年内マルシェはお休み、細々とレストランに出荷するだけとなってしまいました。

ハウスの中にはかろうじてケール、枝ブロッコリー、カリフラワーなどが育っていますが残念ながら露地は定植が遅すぎたのか小さいままで収穫には至らなさそうです。昨年の反省を活かして7月中旬に育苗を開始したけど標高900~1100メートルの畑ではそれでも遅すぎました。農業を始める前はスーパーに並んでるキャベツやカリフラワーが数か月もかけて成長しているなんて思ってもいませんでした。夏の暑い盛りに虫よけネットを被せ、多い時は一日3回も水やりをしながら1ヵ月以上も育苗、定植後もモンシロチョウや蛾の幼虫をせっせと手で取り除き守ってきた葉菜類がやっと収穫を迎えると感慨深いものがあります。初心者が無農薬・有機肥料で育てるにはハードルの高い作物、しかも種の値段も高く、重くて収穫・出荷も大変ときては沢山作るのは難しいですが、とっても美味しいので来年はもう少し頑張ってみようと思います。dsc_0384

 

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ハウス作業中ケンをノーリードで遊ばせていたら野ネズミの穴を見つけて穴掘り開始、真っ黒な顔になってしまいました。本人得意気ですが、被害甚大です。

11月のマルシェ・宅配

マルシェ
11月18日 
丸の内行幸地下通りに出店します。

宅配 
大根がとても美味しくできています。ベジモア・ファームの野菜は少ないですが、ご希望の方には小淵沢の無農薬仲間の葉物やカボチャも入れて2000円+送料(関東は700円)でお送りします。
月・水発送、翌日到着です。

夜のパトロールby柴犬ケン

我が家の愛犬ケンは一日中畑で長いマイカー線につながれた状態で穴を掘ったり、走り回ったり、ドッグランで遊んで運動は足りていますが毎夜寝る前に懐中電灯持参のパトロールが欠かせません。都心生活では月の形や大きさに驚くことはあっても照度は実感しにくかったのですが、夜のパトロールで自分やケンの影がくっきり見える日は月明りってすごいなと毎回思ってしまいます。11月15日は雲一つないスーパームーン、大きな満月がくっきり見え老眼の始まった私たち夫婦もライト無しで何の不安もなくスタスタ歩けました。
これから冬になり散歩には手袋、帽子、ダウンコート、ヘッドライト、スノーブーツが欠かせなくなりますが身支度にあたふたしている私たちを横目にケンは身一つで氷点下10度の寒さにも喜んで出て行きます。きっと人間て面倒だなと思ってるでしょうね。