季節が変わるのは本当に早いです

つい先日まで根菜類とレタスしかない・・・と思っていたら、急にどちらも花が咲いて終わりました。その代わりにズッキーニが沢山、日差しが強いとあっという間に大きくなります。トマトの青い実もハウスの中は少し色づいてきたけどパプリカやナスはやっと花が咲き始めた所、季節の変わり目、この辺りの野菜の端境期をニンジン、フェンネル、ビーツが何とか埋めてくれます。

四季があるのは日本の良さだし、保温して早めに苗を育るなど工夫をすれば色々な野菜が作れるのも楽しいです。でも、氷点下の時期に夏野菜の種まきをする、夜間10度以上を確保してキャベツや白菜の苗を育てる、30度を超える暑さの中秋野菜の育苗を始めるなど種から育てるという事は手間暇もかかるし一瞬の気のゆるみで全滅という事もままあります。工場の様に温度・水管理ができる温室で育てられた苗を購入して育てる方がずっと簡単だし、育苗施設を自分で作るよりずっと安く確実に野菜を収穫できます。

種(オーガニックや無消毒の種をなるべく使っています。)をじっくり選び、時間をかけて育て、厳選した肥料を与え、収穫しながら、これってものすごく贅沢な野菜達だよな・・・・と思っていしまいます。まだ夏野菜の収穫も始まらないのにそろそろ秋野菜の準備です。

セリ科の野菜達

フェンネル
昨年から挑戦していますが継続してまとまった量を作るのが難しくて試行錯誤しています。寒さに強いので春は加温なしでセル育苗しその後定植したのが良い感じになってきました。5月に直播き(すじ)をしたのはカラカラ天気が続き失敗、梅雨前に再度セル育苗と直播き(数粒まとめて点)に挑戦しています。梅雨のおかげで直播きの発芽率は良好だけど雨続きの中無事に成長するかは????。フェンネルの種は値段もピンキリ、昨年育てたF1の高価な種は7月前半のレタス・青物がダメになり夏野菜がまだ収穫できない端境期を埋めてくれましたが種が高すぎてとっても高い野菜になってしまうので今年は固定種で試しています。モンテビアンコ・フローレンス・モントバの3種類です。

コリアンダー(パクチー)
発芽まで時間のかかるセリ科の中では発芽も早いし育てやすいようです。今年のベジモア・ファームの重点作物。昨秋少し播いただけですが、春には大株になってたっぷりエスニック風味を楽しみました。花が咲いて緑の実が出来つつあります。Vege & Moreで苗も販売の予定です。

イタリアンパセり
発芽も初期の成長もゆっくりですがこちらも年越しの数株に花が咲きかけています。春に育苗したイタリアンパセリも植えたので色々な料理に使えそうです。

ディル
とにかく丈夫なディル。フェンネルと交雑しやすいらしいので違う畑で葉っぱを積みながら種になるまで放置の予定です。梅雨の間に直播してみようかなと思っていますが、雑草の成長が早い早い。柔らかい双葉なんてあっという間に埋もれてしまいそう。秋に再挑戦かな・・・。

まだ発展途上ですが来年にはたっぷり春から秋まで途切れずに出荷できるようになりたいなと思っています。

畑紹介

新米農家の夫婦二人で管理するのはほぼ無理・・・な広さの畑を借りてしまいました。農業やってみたいという方、是非汗を流しに来てください。特に夏場の収穫・出荷体験歓迎です。

篠原の畑(標高1000メートル、水はけの良い南緩斜面)
素敵な別荘が並ぶ小淵沢篠原地区にベジモア・ファームの事務所兼作業場があります。その篠原地区の開拓者が保有していた土地を借りて畑に転換中です。元々鹿の遊び場なので作物を作っても全て鹿の餌になるのは必至、木の杭と電柵でしっかり周囲をガードしてから育てている苗を植える予定です。地主さんはユンボ遣いの名人、2.5メートルある杭をガンガン打ち込んでくれました。ほぼ長方形の2反4畝、南に向かって緩やかに傾斜した全く石の無いふかふかの土地です。
合計1町、3000坪の敷地に生えていた大半の大木を切って畑部分の根は取り除きましたが敷地の端には白樺やカラマツが残っていて適度に木陰もできるので夏のレタス類や早めの秋の根菜類栽培をメインに鹿の嫌いなハーブを周囲に配置する予定です。

尾根の畑(標高900メートル、元水田、風が強く冬場は冷え込む)
小淵沢インターのバス停側の道路側にハウスと畑があります。除雪が早い道路沿いなので雪が積もってもハウスで農作業ができます。西風の強さを利用してジャガイモも育てています。

松木の畑(標高850メートル)
元水田と南斜面の畑があります。元水田は横を年中用水路が流れているので水不足の心配はなく、ナスなど水気の好きな野菜中心です。南斜面は春一番先に稼働できる暖かい畑です。でも見晴らしが良くカラスの標的に、苺が赤くなると全部とられてしまいます。

雨の日のヤギ

やっとまとまった雨が降ってくれました。作物には本当に恵みの雨ですがヤギにとっては大敵。小雨ならワインとチーズは裏庭の木陰で雨宿りしながら草を食べ続けているのですが昨夜はメーメー鳴いて嫌がるので玄関脇に連れて来たら広い屋根付きデッキの下に潜り込んで出てきません。レタスや大根葉などをあげるとデッキ下から顔だけ出してムシャムシャ食べるし、上を見上げて餌をねだり始めました。。雨が続くと餌の確保が大変になりそうですが、幸い雑草と野菜くずは嫌になるほどあるので問題なし。小屋をどうするか考えていましたが、雨の日以外も夕方リードを放すとデッキ下に一目散に潜り込み朝まで全く鳴かずにご機嫌に過ごしているので当分様子見します。ケンとヤギ達はだいぶ慣れたようで、特にチーズはケンを全く気にせずすぐ横までいってムシャムシャ草を食べています。

農作業

朝収穫・水やり、家に帰って朝食・出荷調整、午前の作業、ゆっくり昼休み、午後の作業がルーティーンになりつつあります。港区に住んで高層ビルで働いていたころは運動は週末にするものでしたが今は体を動かすのが仕事、冬になまった体もだいぶ動くようになってきました。とはいえ、夏野菜の定植が続くこの頃は暑さもありばて気味、夜は長そでを着ても寒いくらいですが昼間の直射日光はこたえます。雨がすくなく、夜寒いので夏野菜の成長が思うように進まず、レタス類は固くなり、調子が良いのはジャガイモぐらい。私たちが下手だからかな・・・と思っていたら、ベテラン農家さんや家庭菜園大先輩方も同じことを言っているので今年の特徴のようです。一昨年に農業研修を始めて以来、毎年今年はおかしい・・・という話を聞いていますが、私たちは何が通常かも知らないのでこんな物かなと思いながらせっせと体を動かしています。きっと無駄な動き、非効率な作業も沢山あるのでしょうが本やインターネットで調べてもやってみなければわからない事も沢山あります。夏野菜の定植はトマト残り100、ゴーヤ、オクラなどで終わりです。植えつけが終われば水やりも減るしちょっと一息、そのあとは収穫と雑草とのたたかいが始まります。

トマト

今日は中玉フルティカとトマトベリーを水はけの良い南斜面の畑に定植。元水田の畑にトマトの植えつけ準備をしました。今年は暑く乾燥していると周囲の農家さんが言っているので雨よけの難しい斜面畑にもトマトを植えてみました。
さらに、ドライトマトに良いというボルゲーゼをセルからポットに移植。これがひと段落したら今度は芽カキ作業がやってきます。

ハーブとワイン&チーズ

これから作物を植える家の近くの畑は鹿の遊び場です。これから柵でぐるっと囲みますがそれでも鹿が侵入する可能性大なのでなるべく鹿の好まない植物を周囲に植える予定です。ハーブは比較的被害にあいにくいそうなので、フェンネルの種をセルに播き、スイートバジルとサマーサボリーをポットにあげました。

ヤギがウロウロしていると鹿が近寄りにくいそうなので子ヤギのワインとチーズにフェンスの周りの雑草取りをしながら鹿よけをしてもらおうと目論んでいます。すごい勢いで花やイネ科の雑草の種を食べてくれるし、灌木もバクバク、鹿への効果はまだわかりませんが除草隊としては合格です!

待望の雨

このところ昼は暑く、朝晩は霜が降りそうなくらい寒い天候が続き、苗をハウスに避難させたり、涼しい所に移動したりと大忙しでした。晴天続きで水やりも大変でしたが久しぶりの雨で定植したばかりの苗たちには恵みの雨。今日はパプリカとレタス類の定植です。

子ヤギがやってきた

6月2日に長野伊那のグリーンファームから子ヤギ二頭をお借りしてきました。頭が白い子ヤギはミルクから産まれたのでチーズと名前がついていたけどもう一頭は自由に名付けて良いという事でワインと命名、2日間はワインがメーメーと鳴き続けていましたがやっと夜は静かに寝るようになりました。私たち家族の顔を覚えたようで近くに行くと甘えて寄ってくるし、後追いもして完全にペット、秋までベジモア・ファームに滞在予定です。