無農薬と虫

農薬を使わずにトマトを栽培しています。温室の風通しを良くしたおかげか昨年悩まされた温室粉じらみは発生していないのですが大タバコガが入ってしまい幼虫がトマトの実や茎を食べて困っています。ミニトマトの収穫時にはかなり注意深くみて、さらにパックに詰めるときに一つ一つ拭きながら虫がいないかチェックしているのですが、へたのすぐ下にある小さな穴などを見落とすとパックの中に虫が・・・という事になってしまいます。昨日もクレーム&返品がありちょっと落ち込んでいます。虫が全くいない状態にするのはかなり難しい、どこまでコストと時間(時間を換算すると今のところとんでもなく高い野菜になるので労働時間はフィットネス・健康増進と考え無視しています)をかけるか悩ましい所です。トマトの出荷がちょっと怖くなってしまいました。

7月4週のマルシェ

先週のマルシェに来てくださった皆さま有難うございます。沢山の懐かしい方々にお会いできてとても楽しい一日になりました。また初参加にも関わらず珍しい、美味しそう、農薬使ってないの?など声をかけて頂き、来週も来るねと言ってくださった方もいてとても励みになりました。7月29日も11時半から出店します。行幸通り地下街のどこかにベジモア・ファームとVege&Moreの看板がありますのでお時間があれば遊びにいらして下さい。

前回は初単独マルシェ出店という事でかなり緊張し、その上前日のワイン会で飲み過ぎてちょっと疲れましたが、今週はお酒を控えて体調を万全に整えて望みます。他の先輩出店者から展示方法のアドヴァイスなども頂きましたのでより楽しい売り場を目指して頑張ります。応援宜しくお願いいします。

青空市場

農家の種

農業を始めるまで全く知らなかったのですが、種にはF1と固定種・在来種と呼ばれている物があります。基本的にF1は種をとって育てても親と同じ物はできませんが形や成長の度合いが揃い作りやすいです。なるべく固定種を使いたいけどピーチ蕪や紅くるりなどファンがいて安定して沢山育てたい野菜はF1も使っています。固定種の種も種屋さんから購入していて自分で種とりをしたのはまだほんの数種類です。でもF1の種なんてなかった時代から農業をやっている方々には代々種をとって受け継いできた野菜があります。種屋さんで買うことはできない、この地方で昔から伝わっている赤瓜りの貴重な種を今日地元の方から頂きました。早速種まきして育て、頑張って種とりしてお返ししたいと思います。種は同じ畑で作ると弱っていくので、違う畑で育てる(返すというようです)と良い種が続けられるのだそうです。

今日はいつも畦の草刈りをして下さる地主さんにも「太陽光発電の設置をしたいと言われたけど畑で作物つくってくれてるから貸せないと断ったよと」言われてこんなに草ぼうぼうにしても呆れずに応援してくれてるんだなーと嬉しくなりました。明らかに都会の素人が始めた畑、いつまでもつかな・・・と昨年は見ていた方たちが今年は沢山声をかけて下さいます。今朝収穫したナスの出来も誉めて頂けました。小淵沢は地元の専業農家が少なく、先祖伝来の土地を維持するために自家用野菜を育てている方が大半なので草が生えても、虫が増えてもおおらかに見守って下さりとっても助かっています。肉体的・金銭的にはかなり大変な農業ですがこの夏も何とか乗り切ろうという気持ちになれた朝でした。

丸の内行幸マルシェ×青空市場に参加します(行幸地下ギャラリー前)

これまで参加している小淵沢キビの会のメンバーとしてマルシェに出店していましたが、ベジモア・ファーム単独でいよいよマルシェデビューです。長年東京駅近辺で仕事をしてきたので友人・知人も多い丸の内から挑戦する事になりました。7月22日、29日、8月5日、26日に出店予定、ばら売りで少量づつ買って頂けるようにしたいと思っています。マルシェは11時半~7時半までですが初回はどの程度持っていけば良いのか検討がつかないので完売したら6時頃に切り上げるかもしれません。そんな嬉しい事態になれば良いですが・・・・。もし仕事帰り、遅めの時間にに立ち寄って下さる方がいらしたら080-5062-1683またはinfo@vegemore.main.jpまでご連絡下さい。試食もたっぷり用意します。
出店予定品目
 掘りたて新ジャガイモ(7月にジャガイモが出来る場所は少ないのでこの時期新ジャガは貴重です。)
 ナス、ピーマン、トマト、ズッキーニ、きゅうり、フェンネル、ビーツなど旬の野菜
 本当に美味しい大粒ブルーベリー
 黄色アイコ(ミニトマト)のジャム
 
http://aozora-ichiba.co.jp/ai_info/ai_info_4773

夏野菜と雑草

すっきりした青空とともに暑さが戻ってきました。夏は農業にかかる時間の大部分が除草作業、ひと雨ごとに作物を追い越しどんと成長します。除草剤を使うととっても楽に綺麗になるらしいけどこの地域は畑も水田もほとんど自家用なので皆さんせっせと草刈り機で除草してます。私たちのような新規就農者の畑の雑草が目立つ目立つ・・・・。草ぼうぼうにしていると畑を返してと言われる事も多いし、何より草に負けると作物の成長がとたんに鈍るので野菜が埋もれないよう頑張っていますが夫婦二人ではそろそろ限界。でも、草を刈らなければ秋・冬野菜の種まきもできないし、赤くなってきたトマトやナス、ピーマンを眺めながら今日も頑張って草刈りです。
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暑い!

まだ梅雨明け前だというのに強烈な日差しがギラギラ。日中農作業はできません。毎年今年は暑い・・と言ってるけど、こんな早い時期から暑いなんて夏はどうなるのでしょう?家の中は暗くて涼しいので外の明るさがよけい目に沁みます。
日陰は涼しいのでビーツやフェンネルのセル育苗開始です。ちょっと早い気もするけど、夏野菜が終わり根菜類が収穫できるまでの端境期に重宝するはず。霜が降りる3ヵ月前に播種しましょうという種も沢山あり逆算すると7月終わりには種まきしなくては・・・。こんなに暑いのに冬野菜の事も考えなければいけないだなんて夢にも思っていませんでした。でも昨年のように秋~冬になーんにも無いという事態は避けたいな。

季節が変わるのは本当に早いです

つい先日まで根菜類とレタスしかない・・・と思っていたら、急にどちらも花が咲いて終わりました。その代わりにズッキーニが沢山、日差しが強いとあっという間に大きくなります。トマトの青い実もハウスの中は少し色づいてきたけどパプリカやナスはやっと花が咲き始めた所、季節の変わり目、この辺りの野菜の端境期をニンジン、フェンネル、ビーツが何とか埋めてくれます。

四季があるのは日本の良さだし、保温して早めに苗を育るなど工夫をすれば色々な野菜が作れるのも楽しいです。でも、氷点下の時期に夏野菜の種まきをする、夜間10度以上を確保してキャベツや白菜の苗を育てる、30度を超える暑さの中秋野菜の育苗を始めるなど種から育てるという事は手間暇もかかるし一瞬の気のゆるみで全滅という事もままあります。工場の様に温度・水管理ができる温室で育てられた苗を購入して育てる方がずっと簡単だし、育苗施設を自分で作るよりずっと安く確実に野菜を収穫できます。

種(オーガニックや無消毒の種をなるべく使っています。)をじっくり選び、時間をかけて育て、厳選した肥料を与え、収穫しながら、これってものすごく贅沢な野菜達だよな・・・・と思っていしまいます。まだ夏野菜の収穫も始まらないのにそろそろ秋野菜の準備です。

セリ科の野菜達

フェンネル
昨年から挑戦していますが継続してまとまった量を作るのが難しくて試行錯誤しています。寒さに強いので春は加温なしでセル育苗しその後定植したのが良い感じになってきました。5月に直播き(すじ)をしたのはカラカラ天気が続き失敗、梅雨前に再度セル育苗と直播き(数粒まとめて点)に挑戦しています。梅雨のおかげで直播きの発芽率は良好だけど雨続きの中無事に成長するかは????。フェンネルの種は値段もピンキリ、昨年育てたF1の高価な種は7月前半のレタス・青物がダメになり夏野菜がまだ収穫できない端境期を埋めてくれましたが種が高すぎてとっても高い野菜になってしまうので今年は固定種で試しています。モンテビアンコ・フローレンス・モントバの3種類です。

コリアンダー(パクチー)
発芽まで時間のかかるセリ科の中では発芽も早いし育てやすいようです。今年のベジモア・ファームの重点作物。昨秋少し播いただけですが、春には大株になってたっぷりエスニック風味を楽しみました。花が咲いて緑の実が出来つつあります。Vege & Moreで苗も販売の予定です。

イタリアンパセり
発芽も初期の成長もゆっくりですがこちらも年越しの数株に花が咲きかけています。春に育苗したイタリアンパセリも植えたので色々な料理に使えそうです。

ディル
とにかく丈夫なディル。フェンネルと交雑しやすいらしいので違う畑で葉っぱを積みながら種になるまで放置の予定です。梅雨の間に直播してみようかなと思っていますが、雑草の成長が早い早い。柔らかい双葉なんてあっという間に埋もれてしまいそう。秋に再挑戦かな・・・。

まだ発展途上ですが来年にはたっぷり春から秋まで途切れずに出荷できるようになりたいなと思っています。

畑紹介

新米農家の夫婦二人で管理するのはほぼ無理・・・な広さの畑を借りてしまいました。農業やってみたいという方、是非汗を流しに来てください。特に夏場の収穫・出荷体験歓迎です。

篠原の畑(標高1000メートル、水はけの良い南緩斜面)
素敵な別荘が並ぶ小淵沢篠原地区にベジモア・ファームの事務所兼作業場があります。その篠原地区の開拓者が保有していた土地を借りて畑に転換中です。元々鹿の遊び場なので作物を作っても全て鹿の餌になるのは必至、木の杭と電柵でしっかり周囲をガードしてから育てている苗を植える予定です。地主さんはユンボ遣いの名人、2.5メートルある杭をガンガン打ち込んでくれました。ほぼ長方形の2反4畝、南に向かって緩やかに傾斜した全く石の無いふかふかの土地です。
合計1町、3000坪の敷地に生えていた大半の大木を切って畑部分の根は取り除きましたが敷地の端には白樺やカラマツが残っていて適度に木陰もできるので夏のレタス類や早めの秋の根菜類栽培をメインに鹿の嫌いなハーブを周囲に配置する予定です。

尾根の畑(標高900メートル、元水田、風が強く冬場は冷え込む)
小淵沢インターのバス停側の道路側にハウスと畑があります。除雪が早い道路沿いなので雪が積もってもハウスで農作業ができます。西風の強さを利用してジャガイモも育てています。

松木の畑(標高850メートル)
元水田と南斜面の畑があります。元水田は横を年中用水路が流れているので水不足の心配はなく、ナスなど水気の好きな野菜中心です。南斜面は春一番先に稼働できる暖かい畑です。でも見晴らしが良くカラスの標的に、苺が赤くなると全部とられてしまいます。